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守護神鑑定

宝生如来(ほうしょうにょらい)、すべてを平等に見つめる南方の仏さまと、与える心

黄金色の身体で、手に宝の器を持つ。宝生如来(ほうしょうにょらい)は、密教(みっきょう)の五智如来(ごちにょらい)のひとりで、「宝を、生み出す」という名前を持つ、南方の仏さまです。名前だけ聞くと、金運の仏さまのように思えますが、その教えの中心は、もっと深いところにあります。

毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)、奈良の大仏として知られる光の仏さまと、華厳の世界

奈良の東大寺(とうだいじ)にある、あの大きな大仏さま。修学旅行や、家族旅行で、一度は見上げたことがある方も、多いでしょう。あの大仏さまが、毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)です。「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」とも書かれ、「光を、あまねく照らす仏さま」という意味の名前を持っています。

金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)、悪を食べ尽くすと語られる、北方の明王

青黒い体に、三つの顔と六本の腕。金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)は、五大明王(ごだいみょうおう)の中でも、とくに「悪を、ひとつ残らず、食べ尽くす」という、激しい働きで知られる仏さまです。名前だけ聞くと、怖い印象を受けるかもしれません。けれど、その根っこには、「人々の苦しみの原因を、取り除きたい」という、強い願いがあります。

軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)、蛇をまとい甘露で悪を鎮める、南方の明王

体のあちこちに、蛇が巻きついている。青黒い体に、燃える炎。軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)は、蛇をまとった、異様な姿で知られる明王です。でも、その蛇の姿には、「悪を、力で押さえつけるだけでなく、甘露(かんろ)のやさしさで、鎮める」という、深い意味が込められています。

阿閦如来(あしゅくにょらい)、怒りに動じない東方の仏さまと、五智如来の物語

青い身体に、静かに大地に触れる右手。阿閦如来(あしゅくにょらい)は、青い光に包まれた、落ち着いた姿で知られる仏さまです。阿弥陀如来(あみだにょらい)や、薬師如来(やくしにょらい)に比べると、名前を聞く機会は、少ないかもしれません。でも、密教(みっきょう)の中では、とても大切な、東方の仏さまです。

大威徳明王(だいいとくみょうおう)、水牛に乗って死をも降す、六つの顔の明王

六つの顔、六本の腕、六本の足。黒い体で、水牛にまたがり、炎の中を進む。大威徳明王(だいいとくみょうおう)は、密教(みっきょう)の仏さまの中でも、とくに、異形で、迫力のある姿をしています。でも、その姿には、「どんな敵にも、決して屈しない」という、深い意味が込められています。

降三世明王(ごうざんぜみょうおう)、三つの毒を踏み降す青い明王と、五大明王の東方

青い体に、四つの顔と八本の腕。足元には、二人の人物を、踏みつけている。降三世明王(ごうざんぜみょうおう)は、一度見たら忘れられない、迫力のある姿の明王です。「降三世」という、少し難しい名前には、人の心の奥にある「三つの毒」を、打ち破るという、力強い意味が込められています。

日光菩薩(にっこうぼさつ)、太陽の光で迷いを照らす、薬師三尊の日の菩薩

「日光」と聞いて、栃木県の日光東照宮を、思い浮かべる方も多いでしょう。でも、仏教の世界にも、「日光」の名前を持つ、大切な仏さまがいます。日光菩薩(にっこうぼさつ)です。太陽の光を、そのまま仏さまにしたような、明るく、力強い菩薩で、薬師如来(やくしにょらい)の脇に立ち、病や迷いを、照らしてくれます。

月光菩薩(がっこうぼさつ)、夜の闇をやさしく照らす、薬師三尊の月の菩薩

夜空に浮かぶ、静かな月。眠れない夜に、窓の外の月明かりに、ほっとしたことは、ありませんか。月光菩薩(がっこうぼさつ)は、その月の光を、そのまま仏さまの姿にしたような、やさしい菩薩です。太陽の光を表す日光菩薩(にっこうぼさつ)とともに、薬師如来(やくしにょらい)の左右を支える、大切な存在です。

増長天(ぞうちょうてん)、万物を育てる南の守護神と、「増長」という言葉の本来の意味

「調子に乗って、増長している」。こんなふうに、あまり良くない意味で、使われることが多い言葉です。でも、実は、この「増長」という言葉は、仏教では、とても前向きな意味を持っています。その元になったのが、四天王(してんのう)のひとり、増長天(ぞうちょうてん)です。