「インスタの投稿が続かない」「更新しようと思っても、毎回ネタやデザインを考えるだけで疲れてしまう」。占い師さんの発信を支えていると、こうした悩みをよく耳にします。
投稿が止まりそうになるのは、意志が弱いからとは限りません。毎回ゼロから企画し、文章を書き、デザインを作る状態では、忙しい日や気持ちに余裕がない日に続けにくくなるのは自然なことです。
今回は、CanvaもSNSも手探りだった富山の60代占い師さんが、投稿を続ける中で95.5万再生を記録した事例をご紹介します。大切なのは、特別な編集技術ではなく、迷わず作り始められるCanvaテンプレート「型」を持つことでした。
インスタの投稿が続かないのは、意志が弱いからではありません
インスタを始めたばかりの頃は、「今日は何を投稿しよう」「どんなデザインなら見てもらえるだろう」と、その都度考えることが多くなります。
占い師さんの場合は、鑑定やお客様への返信が本来の仕事です。そこに撮影、動画編集、文章作成まで重なると、投稿が後回しになる日があっても不思議ではありません。
続けるために必要なのは、毎日気合いを入れ直すことではなく、考える項目を減らすことです。テーマ、画面構成、文字を入れる場所、完成までの手順が決まっていれば、忙しい日でも作業を再開しやすくなります。
気合いだけに頼らず、いつでも戻れる手順を用意しておく。そう考えると、投稿が止まった時にも、どこから再開すればよいかを見つけやすくなります。
富山の60代占い師さんが95.5万再生を記録
富山のおばあちゃん占い師さんのリールは、閲覧数955,900を記録しました。リーチしたアカウントは585,016、いいねは3,600以上、保存も1,200以上です。
数字だけを見ると、もともと動画編集が得意な人のように思えるかもしれません。しかし、最初からCanvaやSNSを使いこなしていたわけではありません。ひとつずつ操作を覚え、実際に投稿しながら、自分が続けられる作り方を身につけてきた方です。

もちろん、この数字が誰にでも同じように出るとは言えません。SNSに絶対はなく、テーマや投稿時期、アカウントの状態によって反応は変わります。
それでも、この事例から見えるのは、年齢や住んでいる場所だけで可能性が決まるわけではないということです。初心者でも扱える形まで作業を整理できれば、投稿を続ける土台は作れます。
一時はインスタの更新が止まりそうになったおばあちゃん
今回の95.5万再生は、何も問題がない時期に出た結果ではありません。最近、身内のご不幸もあり、「このまま継続は難しいのではないか」という空気も正直ありました。
家のこと、体力のこと、気持ちが追いつかない日。発信を続けていれば、投稿だけに集中できない時期は誰にでもあります。
それでも完全に止まらなかったのは、毎回すべてを考え直す必要がなかったからです。一度作った構成があり、どの部分を変えれば次の投稿になるのかが分かっていました。
投稿できない日があることと、発信そのものを諦めることは別です。少し間が空いても、戻る場所と手順が分かっていれば、再開への負担を小さくできます。
投稿を続けるためのCanvaテンプレート「型」
ここでいう「型」は、Canvaで文字や画像を入れ替えて使えるテンプレートのことです。同じ投稿をそのまま繰り返すのではなく、画面の配置や結果を見せる順番を残し、占いのテーマと文章を替えて使います。
- 投稿テーマの方向を決めておく
- タイトルを置く位置や文字数をそろえる
- ランキングや診断結果を見せる順番を決める
- 毎回変更する場所を限定する
- 投稿後に見る数値を決めておく
このテンプレがあれば、毎回デザインを一から考えなくても、占いテーマと文字を入れ替えて次の1本に進めます。気持ちに余裕がない日でも、最初の作業が明確になります。
自分用のテンプレートを整える時は、完成した1本だけでなく「次回はどこを変えるか」までメモしておくのがおすすめです。たとえば、恋愛運、仕事運、金運とテーマを3つ用意し、背景と文字位置は固定する。この状態なら、次の投稿日に白紙から悩まずに済みます。
また、思いついた投稿ネタは、その場で完成させようとせず、短い言葉で一覧に残しておきます。時間がある日にタイトルだけ決める、別の日に結果を入力するというように作業を分ければ、「まとまった時間が取れないから投稿できない」という負担も減らせます。

Canvaテンプレートの具体的なイメージが分かるように、虹オフィス1号店のポートフォリオから3つの制作例を紹介します。上記の占い師さんが使用した動画とは別の参考例ですが、編集画面と完成後の見せ方を比べると、「何を残し、どこを変えるか」を考えやすくなります。



自分の発信では、どの作業で手が止まっているでしょうか。ネタ決めなのか、デザインなのか、文章なのか。止まる場所が分かれば、そこから先に型を作れます。
占い師のWeb集客を、投稿の型と導線から整えたい方はこちらをご覧ください。
ランキング型が最後まで見られた理由
今回伸びた動画では、占いジャンルと相性のよいランキング型を使っています。
「自分は何位だろう」「私の誕生日は入っているかな」「大切な人の結果も見たい」。こうした気持ちが生まれると、視聴者は結果が出るまで動画を見たくなります。
大切なのは、派手な撮影や難しい編集ではありません。見た人が自分のこととして受け取れる入口があり、答えまで自然に進みたくなる構成になっているかどうかです。
きれいな画像を作ることも大切ですが、世界観だけでは投稿の内容が伝わらない場合があります。誰に向けた何の結果なのかを最初に示し、続きを見る理由を作ることが必要です。
インスタの投稿が続かない時に見直したい3つのこと
ポイント1毎回変える部分を減らす
背景、文字の位置、動画の動きまで毎回変えると、1本を作る負担が大きくなります。まずは画面構成を固定し、占いテーマと結果だけを変えられる状態を目指します。
ポイント2無理のない投稿頻度を決める
毎日投稿にこだわって途中で苦しくなるより、今の生活の中で守れる回数を決めたほうが続けやすくなります。投稿できなかった日があっても、翌日にすべてを取り戻そうとせず、次の1本へ戻れる予定を作っておきましょう。
ポイント3再生数だけでなく「届き方」を見る
再生数だけで良し悪しを決めると、伸びなかった投稿をすぐに捨てたくなります。保存、プロフィールへの移動、フォローなど、読者が次にどんな行動をしたかも確認してください。

一度の再生数よりも、続ける中で何が反応につながったのかを残すことが大切です。その記録が、次の投稿を作るための自分専用の型になります。
確認する数字も、毎回同じ項目にそろえておきましょう。再生数だけでなく、保存、プロフィールへの移動、フォローの変化を同じ順番で見ると、どのテーマが「見られただけ」で終わらず、次の行動につながったのかを比較しやすくなります。
同じテンプレでも、届ける内容は少しずつ変えられます
作業を簡単にすると「似た投稿ばかりにならないかな」と気になるかもしれません。けれど、毎回の操作をそろえることと、同じ話を繰り返すことは別です。読みやすい画面の流れを残しながら、テーマや問いかけ、結果に添える言葉を変えていきます。
たとえば、いつもの誕生日ランキングでも、恋愛を取り上げる日と仕事を取り上げる日では、伝える内容が変わります。最初から複雑な編集を覚えなくても、自分の鑑定で大切にしている視点を短い文章にすると、同じデザインの中に自分らしさを加えられます。
投稿の間隔が空いた時も、新しい見せ方を一から探す必要はありません。使い慣れたCanvaテンプレートに戻って、今の読者へ届けたいテーマを一つ選ぶ。そんな再開の仕方ができるように、使いやすかった動画と作業メモを手元に残しておきましょう。
こちらは、富山のおばあちゃん占い師さんが実際に使った誕生日占いのリールです。ランキングの答えが少しずつ見えてくるため、視聴者が自分の誕生日を探しながら最後まで見やすい構成になっています。
まとめ|続けるために、まず1本のテンプレートを持つ
富山のおばあちゃん占い師さんが95.5万再生を記録できた背景には、年齢や環境を超えて投稿を続けられる型がありました。
誰でも同じ数字が出るわけではありません。それでも、毎回ゼロから考える状態をやめ、テーマと手順を整理することで、投稿への負担は小さくできます。
インスタの投稿が続かない時は、自分を責める前に、どこで作業が止まっているかを確認してみてください。ネタ、文章、デザインのうち、負担が大きい部分をひとつ固定するだけでも、次の1本へ進みやすくなります。

